理系研究所における「日本語学習支援者養成プログラム」のカリキュラムとその運営方法:持続可能な実施形態の模索

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タイトル別名
  • Curriculum and Management Methods of the Japanese Language Learning Supporters Training Program at a Science Research Institute:Exploring Sustainable Ways of Implementation
  • リケイ ケンキュウジョ ニ オケル ニホンゴ ガクシュウ シエンシャ ヨウセイ プログラム ノ カリキュラム ト ソノ ウンエイ ホウホウ ジゾク カノウ ナ ジッシ ケイタイ ノ モサク

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説明

本稿は本学接合科学研究所(以下、「JWRI」と略。)との連携事業として行っている研究所の日本人教職員を対象とした「日本語学習支援者養成プログラム」(以下、「養成プログラム」と略。)について、今後の学内でのさらなる展開を見据えて、その最適化を図るため、受講した日本人教職員からのアンケート及びインタビュー調査結果をもとに、カリキュラムと実施形態の両面から再検討を加えることを目的にしたものである。カリキュラムは言語編・文化編・日本語教育編の3本柱で構成した。授業は、オンデマンド授業と同期型ワークショップを組み合わせて行い、授業の課題提出及びそれに対するフィードバックも要素として含んだ。受講者へのアンケート調査及びフォローアップインタビューの結果、カリキュラムは一定の評価を得ることができたが、運営方法については、課題の提出締め切りの曜日設定、課題の内容検討については再考の余地があるとわかった。また、課題に対する個別フィードバックは、受講者の学びを深め、広がりを持たせることができていたことから、続けて行っていくべきだと判断できた。

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