窒素スペクトル発光強度比から推定した膜状グローコロナ放電の電界強度

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タイトル別名
  • Electric Field for DC Glow Corona Discharge Obtained by Spectral Emission Intensity Ratio of N<sub>2</sub> Gas

抄録

<p>放電プラズマ中の気体温度や平均電子エネルギーは、電気絶縁分野では高圧機器の絶縁物・被膜の劣化及び絶縁破壊と深く関係し、プラズマ応用の分野ではプラズマ化学反応や電極損耗と密接に関係する。そのため、放電プラズマの診断技術の向上は重要である。各種診断方法がある中で、N2の1st positive system band(3,1)と2nd positive system band(0,0)のスペクトル強度比は、平均電子エネルギー及び電界強度と相関関係があることが知られている。本稿では、大気圧人工空気中の棒対平板電極構成で、正極性直流電圧を印加して発生させた膜状グローコロナ放電内の先端の電界強度の変化について、スペクトル強度比の計測結果から検討した結果を発表する。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390573407618658560
  • DOI
    10.11527/jceeek.2021.0_4
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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