小児前腕骨急性塑性変形9例の治療経験
書誌事項
- タイトル別名
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- Acute plastic deformation of the forearm in children: A report of nine cases
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説明
<p>前腕骨の急性塑性変形acute plastic deformation(APD)は比較的まれな病態であり,正確な診断と適切な治療が行われないと前腕の可動域制限が残存する.当科で治療した前腕骨APD 9例の診断と治療を検討し報告する.当院で経過観察を行ったのは尺骨APDが6例,橈骨APDが3例であった.全例でAPDの整復を行い,最終経過観察時に疼痛や可動域制限を認めなかった.橈骨頭脱臼の整復位が維持されていれば軽度のAPDが残存していても後遺症を残さないと考えられた.</p>
収録刊行物
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- 東日本整形災害外科学会雑誌
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東日本整形災害外科学会雑誌 34 (1), 48-52, 2022
東日本整形災害外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390573407623049600
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- ISSN
- 2433569X
- 13427784
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可