書誌事項
- タイトル別名
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- Mammalian hibernation ~ the survival strategy for harsh seasonswith cold and little food by hypometabolism and hypothermia
- ホニュウルイ ノ トウミン : カンレイ ト キガ オ ノリキル テイタイシャ ・ テイタイオン センリャク
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抄録
<p>哺乳類の冬眠は,体温保持のためのエネルギーコストが増加するにも関わらず食料が不足する寒冷環境を生き延びるための生存戦略である.冬眠の際には熱産生と熱反射を能動的に抑制することで,環境温度付近まで体温が低下した低体温・低代謝状態となる.哺乳類の中で冬眠を行うものを冬眠動物と呼ぶ.冬眠動物は,ヒトやラットなど,冬眠しない哺乳類には備わっていない,低温耐性,季節特異的な脂質代謝増強機構,筋萎縮耐性,概年リズムといった,興味深い性質を数多く備えている.こうした性質は先天的なものと,季節に応じて誘導される後天的なものとに分けられることが近年の研究から明らかになりつつある.本稿では,冬眠の基本的背景を解説するとともに,分子機構解明に向けたモデル冬眠動物であるシリアンハムスターを用いた私たちのアプローチを紹介する.</p>
収録刊行物
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- 日本生気象学会雑誌
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日本生気象学会雑誌 58 (3-4), 51-56, 2022-03-31
日本生気象学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390573407640525440
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- NII書誌ID
- AN00193590
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- ISSN
- 13477617
- 03891313
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- NDL書誌ID
- 032098571
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可