書誌事項
- タイトル別名
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- A virtuous cycle of nature conservation and use of Oze National Park
- オゼ コクリツコウエン ノ ホゴ ト リヨウ : サンガク ガイド ノ カンテン カラ
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抄録
尾瀬は日本の自然保護運動発祥の地であり,多くの課題を官民の協力で乗り越えてきた歴史がある.近年では尾瀬を活用した環境教育やツーリズムへの取組みが始まるも,社会全般のレジャー多様化やインバウンド対応の遅れ,また震災や豪雨災害,コロナ禍といった利用面での大ブレーキとなる出来事が重なった.これらの出来事は尾瀬国立公園の利用者数だけでなく,山小屋を中心とした地域経済の低迷を引き起こし,このままでは主に地域が担ってきた歩道維持管理や救助活動等の「保護と利用」を低下させる事につながりかねず,これからの尾瀬の「保護と利用」の促進について,山岳ガイドの観点から取りまとめた.
収録刊行物
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- 低温科学
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低温科学 80 537-547, 2022-03-31
低温科学第80巻編集委員会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390573407640788480
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- NII書誌ID
- AA12122962
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- HANDLE
- 2115/84918
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- NDL書誌ID
- 032192927
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- ISSN
- 18807593
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可