因果ダイアグラムによる経営改善の施策立案支援手法の提案

説明

<p>ソフトウェア開発プロジェクト群の開発データを分析し,経営改善のための施策立案につなげたい.そのため,開発データを基に,ソフトウェア開発プロジェクトにおける発生事象間の因果関係を有向グラフで表し,施策立案に役立てる.しかし,開発データのサンプル数が少量の場合,既存の因果推論手法の適用は困難である.そこで,本研究では,因果関係ではなく相関関係に着目しグラフを生成する.その際,有向辺の向きは,発生事象間の順序関係を開発プロセスに基づいて定義することによって決定することを提案する.ただし,生成したグラフに疑似相関が含まれる可能性を考慮し,最終的にはグラフを人手で注意深く精査する運用とする.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390573493930358528
  • DOI
    10.11309/fose.28.0_151
  • ISSN
    2436634X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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