脳波測定をつうじたシュタイナー教育における「手仕事」の分析

DOI 機関リポジトリ オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Analysis of Handcraft in Waldorf Education through Electroencephalogram Measurements

抄録

本論文は、シュタイナー教育における手仕事の意義を脳波測定によって明らかにすることを目指すものである。筆者らはこれまでにシュタイナー教育における諸実践のうち、フォルメン線描、オイリュトミー、ぬらし絵、楽器演奏者の脳波分析を行ってきた。本研究もその延長線上に位置づくものであり、シュタイナー学校の独自科目である手仕事の意義を実践従事者の脳波測定によって明らかにすることを目指すものである。本研究では、すでに脳波研究分野で実績のある脳波センサMUSE を使用し、シュタイナー教育幼稚園にて長年教育実践のある指南役と、シュタイナー教育を受けたことのない成人(学習者)を被験者として、羊毛を用いた手仕事(糸紡ぎ、指編み、鳥の作成)実践時の脳波測定を行い、各被験者の脳波がいかなる状態となっているかを分析した。

収録刊行物

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ