改修事業後のヤンゴン環状鉄道への手段転換意向に関する研究

書誌事項

タイトル別名
  • A STUDY ON THE INTENTION OF MODAL SHIFT TO UPGRADED YANGON CIRCULAR RAILWAY

抄録

<p>ミャンマーの経済の中心であるヤンゴンでは,慢性的な交通渋滞が課題であり,公共交通のサービス向上による公共交通の利用促進が喫緊の課題である.そのため,老朽化し,サービス水準が低く,機関分担率も低いヤンゴン環状鉄道(YCR)を近代化するための改修事業が実施されており,将来の利用者の増加が期待されている.本研究では,ヤンゴン市内のバス通勤者を対象に,改修事業後の YCR を利用しての通勤意図に関するアンケート調査を実施し,その結果を二項ロジットモデルにより分析を行った.その結果,改修事業後も主要な利用者は,駅周辺に居住し,駅周辺に通勤する者であり,バスを乗り継いでの YCR の利用については抵抗が大きいこと,長時間通勤や交通渋滞による遅延時間の長い利用者は YCR 利用意向が高いことなどが明らかになった.</p>

収録刊行物

参考文献 (2)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ