アルファベット交じりの表記がもたらす表現効果とその産出過程―日本語表記に関する認知意味論的考察―
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- 吉田 敬
- 日本大学大学院
書誌事項
- タイトル別名
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- The Expressive Effect of Notation Including Alphabet and Its Production Process: A Cognitive Semantic Consideration of Japanese Notation
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説明
<p>近年ではWebを中心に,「うれC」や「かわE」など,言うならば「送りアルファベット」のように,語の一部をアルファベットに変えた特殊な書き方も現れている.これらは,一般的なローマ字の用い方から逸脱したものであり,従来の交ぜ書きや当て字,送り仮名とも異なるものである.そこで,本稿では,主として形容詞に見られるアルファベット交じりのそうした表記語を取り上げ,その表現効果を考察するとともに,ことば遊びにおけるスキーマ化や事例化などの認知的な枠組みを援用し,こうした表記法が生じる過程について考究した.</p>
収録刊行物
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- 社会言語科学
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社会言語科学 24 (2), 91-98, 2022-03-31
社会言語科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390573637768887936
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- ISSN
- 21897239
- 13443909
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可