わが国の院内感染対策と医療安全対策の関わり
書誌事項
- タイトル別名
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- Relationship Between Nosocomial Infection Control and Medical Safety Management in Japan
- -Trends in Medical Measures Concerning the Medical Care Act and Medical Fees-
- −医療法と診療報酬に関する施策の動向から−
抄録
わが国の院内感染対策と医療安全対策の関わりを明らかにすることを目的に,医療法による規制と診療報酬の加算に焦点を当て,2019年3月末までに発行された院内感染対策と医療安全対策に関わる行政文書を分析した.現在,医療法では院内感染対策が医療安全対策の一環とみなされているが,わが国に医療安全という考え方が導入された時点では医療事故に院内感染が含まれてはいたが院内感染対策が医療安全対策の一環であるとの考えは明確ではなかった.このことが医療安全対策の一環として院内感染対策に取り組むことへの医療者間の共通理解を困難にした一つの要因であると考えられる.したがって,現在医療現場に求められている薬剤耐性対策の取り組みである普及啓発においては,医療者や国民に向けて明確でわかりやすいメッセージを発信していくことが重要である.
収録刊行物
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- 医療の質・安全学会誌
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医療の質・安全学会誌 15 (4), 341-347, 2020
医療の質・安全学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390573715160487808
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- ISSN
- 18823254
- 18813658
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可