調査研究ノート トンガ諸島大規模噴火に伴う「津波警報」を放送はどう伝えたか

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タイトル別名
  • Research Report How Broadcasters Reported “Tsunami Warning” Associated with the Large-Scale Volcanic Eruption in the Tongan Archipelago

抄録

2022年1月15日に南太平洋のトンガ諸島で発生した大規模な火山噴火の影響で、15日深夜から翌16日にかけて、日本の太平洋沿岸の広い範囲で潮位の変化が観測された。潮位の変化は鹿児島県奄美市小湊で最大1.2メートルに達した。この潮位変化は、地震による津波とは異なるメカニズムで発生したとみられるが、気象庁は防災上の観点から「津波警報・注意報」の枠組みを用いて緊急に情報を発信し安全確保を呼びかけた。本稿では、津波とは異なる未知の現象に対する気象庁の情報を、NHKと民間放送局(在京キー局)がどのように伝えたかを速報的にとりまとめる。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390573715168418816
  • DOI
    10.24634/bunken.72.4_2
  • ISSN
    24335622
    02880008
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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