高所に設けられる柵状部位の高さと厚みが墜落事故防止機能に及ぼす影響
Abstract
本研究は,高所からの墜落事故防止のために設けられる柵状部位の高さと厚みが,墜落防止機能に及ぼす影響を,3つの実験を通して定量的にとらえようとするものである。3つの実験とは,成人の人体ダミーを用いた墜落再現実験,幼児の人体ダミーを用いた同様の実験,および生身の人間による視覚的な墜落可能性の判定実験である。この3つの実験の結果,ダミーを用いた実験と視角による判定実験の結果にはほとんど不整合はなく,これを踏まえて,柵状部位の高さ,厚み,およびヒトの年齢別の墜落判定曲線を提示した。
Journal
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- TRANSACTIONS JAPAN SOCIETY FOR INTERIOR STUDIES
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TRANSACTIONS JAPAN SOCIETY FOR INTERIOR STUDIES 14 (0), 23-27, 2004
JAPAN SOCIETY FOR INTERIOR STUDIES
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390573726302253824
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- ISSN
- 24355542
- 18824471
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
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- Abstract License Flag
- Allowed