球技スポーツにおけるシーズンを通したチーム作りにおける事例研究 ― 大学男子のチームを指揮した指導者を対象に ―

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抄録

本研究は,大学男子のチームを指揮する監督を対象にシーズンを通したチーム作りに関するコーチング活動の中で,それらに関する語りを質的に分析し,コーチング活動の実践知について明らかにことを目的とした。その結果1)シーズンにおけるチームの初期段階においては自チームの習熟度を高めること2)ゲーム観の共有のためのコーチング行動の一つに褒めることが有効であること3)シーズン終盤にかけては,リーダーシップを発揮する選手が出てくることにより,チーム内でのコミュニケーションが積極的に行われること明らかになった。

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