山中湖村住民の「森と健康」に関するアンケート調査ー居住者属性による違い

書誌事項

タイトル別名
  • A Questionnaire Survey of Yamanakako Village Residents on "Forest and Health" - Differences by Resident Characteristics

説明

<p>山梨県山中湖村は富士山の麓に位置し、湖と森林に恵まれ、多くの別荘や宿泊施設が存在するリ ゾート地である。村外から多くの人が休養や癒しを求め訪れる環境である一方、山中湖村の地域住⺠自身が地域の森林環境を自らの健康増進にどのように活用しているか実態は良く分かっていない。住民を対象に森林に関する意識、森林活動の実態、健康に関する意識についてのアンケート調査を行った。住民個人の行う健康のための活動と森林をつなぐキーワードとして,散歩および地域の道が浮かび上がるなどの結果が得られ、中高年になってから山中湖村に移住した住民や山中湖村出身の住民など住民の属性の違いによって地域の森林への関わり方や意識の傾向に違いがあることもわかった。地域の森林と住民との関わりを再構築することを目指した、山中湖村と同村に所在する東京大学富士癒しの森研究所との共同による「森活で健康」プロジェクトにおいて、居住者の特性を捉え効果的な施策に取り組むことは重要であり、居住地や居住歴の違いに注目した分析結果が活用できるだろう。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390573947526665856
  • DOI
    10.11519/jfsc.133.0_662
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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