滑走式切れ味試験器の性能評価を行うためのかんな身刃先の走査型電子顕微鏡観察

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タイトル別名
  • SEM Observation of Cutting Edge of the Plane for Performance Verification of a Sliding Type of Sharpness Measuring Apparatus

抄録

<p>本研究では,開発したかんな身刃先の滑走式切れ味試験器の性能評価の一環として,試験器を用いた刃先の切れ味の定量評価と,刃先の表面状態の詳細な観察を行った。両者の結果を比較・検討することで,試験器を用いた刃先の切れ味評価の妥当性について検証した。この試験器は,かんな身を固定台に固定し,斜面を滑走させて供試材に衝突させることで,刃先の切れ味を進入痕の深さとして測定した。刃先の表面状態は走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて観察した。その結果,かんな身刃先の切れ味について,試験器を用いた定量評価とSEMを用いた表面観察結果との間に,顕著な相関性が見られた。したがって,試験器を活用した刃先の切れ味評価は,妥当であると考えられる。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390574036160530048
  • DOI
    10.32309/jjste.63.2_169
  • ISSN
    24346101
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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