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- 川田 清和
- 筑波大学生命環境系
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- 黒川 巧
- 筑波大学生命環境科学研究科
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- 宇田川 麻由
- 筑波大学生命環境科学研究科
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- T. SITPAEVA Gulnara
- The Institute of Botany and Phyto-introduction, Committee of Science, Ministry of Education and Science, Republic of Kazakhstan
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- 中村 徹
- 筑波大学生命環境系
書誌事項
- タイトル別名
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- Species composition and productivity at abandoned farmland in the Republic of Kazakhstan
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説明
<p>カザフスタンの耕作放棄地において種組成と生産性について検証した.また各調査地点の種組成を比較して,遷移パターンにおけるコミュニティーアセンブリルールについて議論した.調査地はカザフスタンの北部および西部ステップの6地点を選択した.除歪対応分析(DCA)第1軸のスコアが低い場合の種組成は,局所的な安定状態を反映していると考えられた.一方,DCA第2軸に沿った種組成の違いは,種プールの地域特性を反映していると考えられた.耕作放棄地の初期条件を管理することは,ステップの回復にとって重要であると結論づけた.カザフスタンのステップで耕作放棄地の管理を成功させるには,二次遷移の初期段階を注意深く監視する必要があることが示唆された.</p>
収録刊行物
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- 植生学会誌
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植生学会誌 39 (1), 59-64, 2022
植生学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390574036160590208
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- NII書誌ID
- AA11347548
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- ISSN
- 21894809
- 13422448
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- NDL書誌ID
- 032256124
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可