書誌事項
- タイトル別名
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- Flow Control System(<Special Issue>Present Status and Prospects fo Medical Equipments for General Anesthesia)
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説明
エレクトロニクス, コンピュータ技術の進歩により麻酔器にも様々な変化がもたらされた. 特に流量計, 気化器, 人工呼吸器はガスの圧力を利用した機械的かつシンプルな構造から, 電気的な制御を行う複雑な機器に進化した. しかし, 現状では従来型の麻酔器も数多く使用されており, 両者の特徴を理解しておくことが臨床の現場で求められている. 通常「流量計」は, 流量調節装置(flow control system)を意味し, 流量調節弁(flow control valve)と流量計(flowmeter)からなっている. 現況 従来型麻酔器の流量調節装置は流量調節弁と流量計(フローメータ)で構成されている(図1). 現在日本ではISO5358:1992を翻訳した, JIS T 7201-1:1999が流量計を含む麻酔器の規格となっている. 1)流量調節弁 ニードル弁によるものがほとんどであり, 流量調節ノブ, ニードル弁, 受座, ストップカラーから構成される. 第二次減圧装置からのガスの入力を受け, 流量調節ノブを反時計方向に回転させると流量が増加し, 時計方向に回転させると減少する. 流量減少方向にノブを過剰に回転させてニードル弁および受座が損傷するのをストップカラーが防止している.
収録刊行物
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- 医科器械学
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医科器械学 75 (8), 463-467, 2005-08-01
一般社団法人 日本医療機器学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390574058681136000
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- NII論文ID
- 10016687297
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- NII書誌ID
- AN00013123
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- ISSN
- 18814875
- 0385440X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可