書誌事項
- タイトル別名
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- Vein Reconstruction at Resection of Malignant Bone and Soft Tissue Tumor of Femur
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抄録
<p>血管合併切除を伴う大腿部悪性骨・軟部腫瘍の患肢温存手術における静脈再建の必要性について,静脈切除を要した2症例の経験を,文献的考察を加えて報告する.症例1は浅大腿静脈の切除を要したが組織の切除範囲が小さく,大腿深静脈,大伏在静脈ともに温存可能であり,浅大腿静脈再建は施行しなかったが下肢腫脹もなく良好に経過した.症例2は,広範な筋群切除に加え大腿―浅大腿静脈および大伏在静脈の切除も伴ったため,大腿―浅大腿静脈をePTFEで再建した.大腿深静脈は再建困難にて結紮した.術後は腫脹が持続し,4カ月後に再建静脈の閉塞が認められたが,静脈血は大腿深静脈―内腸骨静脈系を介して遠流していた.重篤なうっ滞性障害は認めなかった.静脈再建の長期開存率は不良であるが,側副血行路発達までのつなぎの意義はあると考えられ,大腿深静脈の温存が不可能な場合,および大腿深静脈が温存可能でも大量の組織が切除され大伏在静脈をはじめとする皮静脈系が温存不可能である場合には,再建が望ましい.ePTFEも,再建材料の選択枝になりうる.</p>
収録刊行物
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- 静脈学
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静脈学 17 (5), 281-286, 2006
日本静脈学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390574181058323456
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- NII論文ID
- 10018449671
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- NII書誌ID
- AN10186004
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- ISSN
- 21865523
- 09157395
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可