書誌事項
- タイトル別名
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- Experience of Endoscopic Saphenous Vein Harvest in Coronary Artery Bypass Grafting
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説明
<p>冠動脈バイパス術(CABG)において,内視鏡下大伏在静脈(SVG)採取(ESVH)を129例に行った.SVGを採取した創は小さく,美容的に患者は満足していた.創合併症は皮下トンネル部の血腫を1.6%,リンパ漏を0.8%に認めたが創感染はなく,満足できるものであった.術後造影を行った症例におけるSVGの開存率は90.0%であり.ESVHを行った他の報告と比べ遜色はなかった.当院にて行った従来の開放採取におけるSVGの開存率(91.8%)と比較しても有意差はなかった.CABGにおいてESVHは低侵襲である一方,開存率も同等であり,有用な方法であると考える.</p>
収録刊行物
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- 静脈学
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静脈学 18 (4), 227-229, 2007
日本静脈学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390574181078839552
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- NII論文ID
- 10019511066
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- NII書誌ID
- AN10186004
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- ISSN
- 21865523
- 09157395
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可