男子大学フェンシング選手のアジリティー能力と下肢パワー発揮能力に及ぼすトレーニング効果:
書誌事項
- タイトル別名
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- The effectiveness of training on the agility ability and lower limb power performance of male college fencers:
- Focusing on the differences between disciplines
- 種目間の違いに着目して
抄録
フェンシングのエペとサーブルを専門種目とする男子大学選手各9 名を対象とし,アジリティー能力と下肢パワー発揮能力改善ための体力トレーニングと実戦練習トレーニングを考案し,8 週間のトレーニング効果を検討した.トレーニング前値でみると,エドグレンサイドステップにおいてサーブル(32.4 回)はエペ(27.2 回)より有意に高く(P<.05).両足を揃えた連続5 回跳びにおいてもサーブル(13.63m)はエペ(12.43 m)より有意に高かった(P<.05).トレーニング前後の比較では,エドグレンサイドステップにおいてサーブルの後値(35.7 回)は前値(32.4 回)より有意に高く(P<.01).両足を揃えた連続5 回跳びにおいてもサーブルの後値(14.01 m)は前値(13.63 m)より有意に高かった(P<.01).エペではトレーニング前後値に有意差が認められなかった.以上, サーブルのみに効果の高い実戦練習により両能力にトレーニング効果が発現した.
収録刊行物
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- スポーツパフォーマンス研究
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スポーツパフォーマンス研究 14 (0), 137-144, 2022
日本スポーツパフォーマンス学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390574181078842496
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- ISSN
- 21871787
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可