書誌事項
- タイトル別名
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- LONG-TERM SHAKING TABLE TEST OF REINFORCED SOIL RETAINING WALL WITH HIGH RESILIENCE PERFORMANCE
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説明
補強土擁壁は盛土内に配置した補強材の効果により粘り強くレジリエンス性能が高い構造物である.これまで補強土擁壁の耐震性に関する加振実験は多数実施されてきたが,レジリエンス性能に着目した加振実験は実施例が少ない.本研究では,永久磁石式振動台を用いて,無補強擁壁と補強土擁壁の長時間加振実験を実施して,レジリエンス性能の比較を実施した.計測項目として,擁壁と盛土の加速度と変位,擁壁内部に埋め込まれた土圧計で縦壁とフーチング底面に作用する土圧,補強材張力を計測した.無補強擁壁は,支持地盤の降伏により比較的小さい加振エネルギーで崩壊したが,補強土擁壁は比較的大きい加振エネルギーを与えても崩壊せず,高いレジリエンス性能を示すことが確認できた.
収録刊行物
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- ジオシンセティックス論文集
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ジオシンセティックス論文集 35 (0), 15-22, 2020
国際ジオシンセティックス学会 日本支部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390574190690449920
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- ISSN
- 1883146X
- 13446193
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可