書誌事項
- タイトル別名
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- Severe eosinophilic pneumonia during the initiation of peritoneal dialysis:a case report and literature review
- フクマク トウセキ ドウニュウジ ニ ジュウショウ コウサンキュウセイ ハイエン オ ハッショウ シタ 1レイ
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抄録
<p>79 歳男性.IgA 腎症による末期腎不全のため入院4 か月前に腹膜透析(peritoneal dialysis:PD)カテーテル留置を行った.出口部形成術を行い,PD を開始したところ10 日目に発熱,咳嗽が出現.抗菌薬不応の肺炎であったため,気管支鏡検査を施行し,肺胞洗浄液の好酸球上昇を認め好酸球性肺炎(eosinophilic pneumonia:EP)と診断した.ブドウ糖PD 液,カテーテルに対するアレルギーを考慮し,血液透析(hemodialysis:HD)へ移行した.一時的に非侵襲的陽圧換気療法を余儀なくされたが,ステロイド大量療法で軽快した. PD を再開し,経過観察していたが,腰椎圧迫骨折で入院した際,ステロイド減量中に肺炎再燃を認めた.治療抵抗性であり,呼吸不全のため逝去した.PD 関連が示唆されたEP は4 例報告されており,原因物質の除去やステロイド投与で改善しPD を継続できたとされる.しかしながら肺病変増悪が致命的になることがあり,EP の原因としてPD 関連が除外できない場合はPD からHD への完全移行も考慮される.</p>
収録刊行物
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- 日本透析医学会雑誌
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日本透析医学会雑誌 55 (7), 459-465, 2022
一般社団法人 日本透析医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390574411904756352
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- NII書誌ID
- AN10432053
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- ISSN
- 1883082X
- 13403451
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- NDL書誌ID
- 032316131
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可