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- ワイグララ ビヨン
- シュルンベルジェ株式会社
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- ホール パーアウデン
- シュルンベルジェ株式会社
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- スロヴツェーブ ディミトリー
- シュルンベルジェ株式会社
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- ノーマン ダレル
- シュルンベルジェ株式会社
書誌事項
- タイトル別名
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- Efffcient Management of Global Oil & Natural Gas Exploration Portfolios
説明
<p>天然ガスは2020 年代半ばまでに,石油に代わる主要なエネルギー源となることが見込まれており,少なくとも今後数十年はこのような傾向が続くと予想されている(Fig. 1)。また,現在から21 世紀半ばにかけて消費される天然ガスの総量は,これまでに世界で生産されたガスの生産量と同等量必要となるため,天然ガス探鉱はグローバルに事業を展開するE&P 企業にとって重要な課題であると言 える。 天然ガス探鉱を成功させるためには,地質的・経済的指標を組み込んだ,客観的に評価・ランク付けするための統合システムが必要となる。まず地質的評価では,ガスが存在し得る有望なエリアを堆積盆・プレイ・プロスペクトスケールに細分化し,それぞれにおける地質リスクを評価する。それらの評価には各エリア特有の専門知識とグローバルな知見とを融合し,決定論的(プロセスベース)および確率論的に検討を進めていく必要がある。経済性評価には,経済的利益,投資回収のタイミング,戦略的検討項目など企業における優先事項が含まれる。 これらを統合的に評価するためには,国・堆積盆・プレイ・プロスペクトデータを一元管理,および必要に応じてカスタマイズすることができるデータベースの構築が重要となる。客観的な地質リスク評価・ランキングおよび,経済性評価と戦略的な意思決定プロセスの基盤を構築するためには,明確に定義されたプロセスと厳密な基準を設けることが必要である。</p>
収録刊行物
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- 石油技術協会誌
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石油技術協会誌 85 (1), 11-16, 2020-02-07
石油技術協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390574445219659776
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- ISSN
- 18814131
- 03709868
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可