書誌事項
- タイトル別名
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- Diaphragm-protective mechanical ventilation in acute respiratory failure
説明
<p>人工呼吸は肺のみならず横隔膜を傷害し,横隔膜機能障害は不良な転帰に関係する。 人工呼吸による横隔膜傷害の機序には,①過剰な補助による低活動,②不十分な補助による過剰活動,③呼気相における奇異性収縮,④高い呼気終末陽圧の急激な減量,が挙げられる。 人工呼吸中の横隔膜傷害を予防するためには,適切なレベルの横隔膜活動を維持することが重要であり,吸気努力のモニタリングと注意深い人工呼吸器設定,患者-人工呼吸器非同調の回避がこれを可能にする。敗血症などの重症病態は横隔膜傷害を加速させるため,横隔膜保護を意識した人工呼吸戦略はICU患者の予後改善のために考慮されるべきである。本稿では,横隔膜の基礎知識,人工呼吸に関連した横隔膜機能障害の臨床エビデンスと発生機序,横隔膜保護戦略の要点を概説する。</p>
収録刊行物
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- 日本集中治療医学会雑誌
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日本集中治療医学会雑誌 29 (5), 510-517, 2022-09-01
一般社団法人 日本集中治療医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390574743625974912
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- ISSN
- 1882966X
- 13407988
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可