理学療法教育上で必要な整形外科徒手検査法
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- 阿部 裕一
- 医療創生大学 健康医療科学部
書誌事項
- タイトル別名
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- Orthopedic special tests necessary for Physical Therapy Education
- -A Survey from the National Physical Therapy Examinations-
- ~理学療法国家試験からの実態調査~
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説明
<p>【目的】理学療法国家試験問題から,徒手検査法に関連する問題を抽出し,出題頻度,出題関節の傾向,出題検査法とその傾向の3点を明らかにすることを目的に調査を行った。</p><p>【方法】国家試験の全問題3200問から徒手検査法に関する問題を抽出し,実施回数,問題番号,徒手検査法の名称,該当する関節を分類した。</p><p>【結果】出題された問題数の中央値は3,徒手検査法数の中央値は8.5であった。最も出題数が多かったのは第54回で,7問出題されていた。徒手検査法について,最も多かったのは第54回で17種類が出題されていた。一方,最も少なかったのは第56回で,問題数1,検査法数1であった。膝関節が54回と最も多く,Lachmanテストが11回,McMurryテストが10回と膝関節の徒手検査法が多く出題された。</p><p>【結語】徒手検査法に関する問題は毎年ある一定数出題され,出題傾向としては膝関節に関する徒手検査法が最も多く出題されていた。</p>
収録刊行物
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- 東北理学療法学
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東北理学療法学 34 (0), 1-8, 2022
公益社団法人 日本理学療法士協会 東北ブロック協議会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390574798848769920
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- ISSN
- 21895686
- 09152180
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可