東南アジアで再発見する四国
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- 片岡 樹
- 京都大学
書誌事項
- タイトル別名
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- 地域社会の宗教と政治を逆さ読みする
抄録
本報告では、海外フィールドの視点を経由することで、日本の―特に四国の―フィールドの面白さがさらによく理解できるようになったという自身の経験から、新たな日本論の提案を試みる。具体的には、中世顕密体制に由来する神仏習合や、国家の周縁部における独自のゾミア的な権力のあり方を事例にとりあげ、むしろ中世までの基本的な文化のパターンが日本と東南アジアで並行関係にあったという仮説を提示したい。
収録刊行物
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- 日本文化人類学会研究大会発表要旨集
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日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2022 (0), D01-, 2022
日本文化人類学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390574876232819584
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- ISSN
- 21897964
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可