韓国におけるミフェプリストンのポリティクス
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- 渕上 恭子
- 慶應義塾大学
書誌事項
- タイトル別名
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- 経口中絶薬は「人工妊娠中絶」をどう変えるか
説明
「落胎(堕胎)罪」失効後の韓国では、経口中絶薬の認可が妊娠中絶合法化の第一歩とされている。手術が不要な経口中絶薬は、妊娠した女性と中絶医の力関係を変革する。「遠隔中絶」を可能にする経口中絶薬は、妊娠した女性たちによる国境を越えた「生殖の権利」の行使を実現する。女性が自らの意思で服用できる経口中絶薬は、世界の女性たちの「自律的中絶」を可能にし、妊娠した女性の「自己決定」を促進することであろう。
収録刊行物
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- 日本文化人類学会研究大会発表要旨集
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日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2022 (0), B10-, 2022
日本文化人類学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390574876232843520
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- ISSN
- 21897964
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可