環境意識と行動の関連性の実証分析

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書誌事項

タイトル別名
  • Empirical Analysis on the Relationship between Environmental Consciousness and People’s Behaviors
  • —Based on the Survey Data Collected in Tokyo in 2016—
  • —2016年東京都民の意識調査に基づいて—

抄録

<p>本研究では,日常生活における個人レベルの環境配慮行動及びその延長線上にある社会レベルの環境保全活動を視野に入れ,郵送調査(登録モニター)データの解析により,環境意識から行動への関連性を探求し,行動実行の実態及びその阻害要因との関係を明らかにした.結果としては,環境意識は人々の行動を規定しており,意識と行動の間には整合性があることが示唆された.また,個人レベルであれ,社会レベルであれ,具体的にどのように行動すればよいのかという知識の欠如が行動実行の阻害要因となる一方,各行動の有効性への疑念も行動実行の妨げになることが確認できた.さらに,環境保全の実行派と非実行派の属性的特徴を分析し,環境配慮行動を実行していない人々を実行派に変えていく方策について考察した.</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390575053145030656
  • DOI
    10.32146/bdajcs.11.15
  • ISSN
    24343382
    21864195
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • KAKEN
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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