病院における内観療法の実際
書誌事項
- タイトル別名
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- Practicing Naikan Therapy in Hospitals - The Actual Flow of Naikan Therapy in Different Institutions
- − 各施設の内観療法の流れ −
説明
<p> 本研究は、集中内観を実施している4病院での内観療法の実施内容に関する調査結果を集約した研究である。それぞれの施設間で面接者の内観面接歴は20年から46年、2例からのべ121例と施設によって大きな違いがあった。対象としている疾患は、精神科では依存症、パーソナリティ障害、うつ病、不安症、心療内科では摂食障害、生活習慣病であった。しかしながら、集中内観のスケジュール(6泊7日 面接は1日6から7回)や集中内観の費用(1日8千円から1万円)などの集中内観の枠組みや、内観者を肯定的に受容し、気づきをじっと待つ面接者の姿勢は概ね一致していた。今後の内観療法に有効なこととして、専門医制度の確立、科学的理論の確立、健康保険制度の適応などが挙げられた。</p>
収録刊行物
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- 内観研究
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内観研究 28 (1), 45-55, 2022-09-01
日本内観学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390575064369034496
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- ISSN
- 2435922X
- 2432499X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可