“公園都市”各務原市における住み手の身近な公園の利用実態と緑空間の評価

書誌事項

タイトル別名
  • Evaluation of the use of familiar parks and green spaces by residents in Kakamigahara City, a park city
  • - Focus on generational comparisons -
  • - 世代別の比較に着目して -

抄録

近年、高齢化率の上昇や生活様式の変化に伴い、心身ともに健康を増進するような居住生活圏の形成や質的向上が重要視されている。“公園都市”として名高い各務原市では、公園緑地の量的な確保が行われてきたものの、その公園緑地の量的確保が住み手の身近な公園の利用促進や緑空間に対する評価の向上に繋がっているとは限らないと考える。本研究はアンケート調査を行い、公園の量的確保が住み手の身近な公園の利用促進や緑空間に対する評価の向上に繋がっているか世代別に比較検証することを目的とする。アンケート調査では、全体として緑空間の評価は低くないが、公園利用を促すほどの魅力的な空間としては評価していない結果が出たと言える。また、世代別に結果を比較すると、若年層は公園の利用頻度が高く、高齢層は緑空間に対する評価が高い傾向がみられたが、特に若年層の緑空間の評価の低さに課題がみられた。

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