バレイショ「アイマサリ」の4月収穫に適した栽培法 第2報 4月収穫に適する施肥量
抄録
本県のバレイショ生産は労力不足と所得が不安定であることによりトンネル栽培が減少して,5 月から6 月に出荷が集中し4月出荷量が減少している.そこで低コストで4月出荷の割合を高めるために,早期肥大性のある「アイマサリ」を活用し,4 月収穫出荷に適した栽培法を検討した.本試験では1月中旬に植付け,種いもの来歴ごとの施肥量の違いと生育および収量性の関係について調査を行った.試験の結果,「アイマサリ」を用いた早掘りマルチ栽培では,種いもに春作産冷蔵を用いた場合,施肥窒素量2.4kg/a の多肥により,長崎県の目標収量300kg/a を確保できる.一期作産を用いた場合はさらに安定して目標収量を確保できることから,4 月収穫の施肥量として適当と考えられる.また,肥料コストを考慮しても十分に所得向上を見込むことができる.
収録刊行物
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- 日本作物学会九州支部会報
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日本作物学会九州支部会報 87 (0), 38-41, 2021
日本作物学会九州支部
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390575185895570176
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- ISSN
- 24337757
- 02853507
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可