経胃瘻的空腸瘻(PEG-J)成人長期留置症例に発症した腸重積症の1例

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  • A case report of intussusception in adult patient with long-term percutaneous endoscopic gastrojejunostomy

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抄録

<p>症例は87歳男性.PEG-Jが長期留置されており,最終交換5日後に下血したため当院搬送となった.腹部単純CTでPEG-J先端部よりも肛門側空腸で腸重積にともなうtarget signが認められ,細径内視鏡で病変部の粘膜壊死を確認した.内科的整復を試みたが困難であり,外科的に空腸切除術を行った.PEG-Jの長期留置が原因と考えられた,成人発症の腸重積の1例を経験したので報告する.</p>

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