書誌事項
- タイトル別名
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- IMAPCT ANALYSIS OF COVID-19 PANDEMIC AND DECARBONIZATION ON JAPANESE MARITIME TRADE VOLUME
抄録
<p> 2020年以降の新型コロナウイルス感染症の流行は,経済や海運に様々な影響を与えた.また,同年,2050年カーボンニュートラルが宣言され,化石燃料から再生可能エネルギーへの急激な転換が進みつつある.港湾計画の貨物量予測では,この2020年以降の急激な構造変化の影響を考慮する必要がある.</p><p> 本研究では,新型コロナウイルス感染症の流行や脱炭素化による我が国海運貨物量への影響を分析した上で,今後の海運貨物量の変化の見通しを品目別に推計した.その結果,計18品目の海運貨物量への影響が明らかとなり,また,今後は,農林水産物・食品(輸出),木質バイオマス燃料(輸入),蓄電池(輸出入),半導体製造装置(輸出)の貨物量の上振れ,原油(輸入),映像機器(輸出),パルプ・紙類(輸入)の貨物量の下振れが見込まれた.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集B3(海洋開発)
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土木学会論文集B3(海洋開発) 78 (2), I_313-I_318, 2022
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390575263319854848
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- ISSN
- 21854688
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可