インド新産の <i>Hoya oreogen </i>(キョウチクトウ科)の新範囲

書誌事項

タイトル別名
  • The New Circumscription of <i>Hoya oreogena</i> (<i>Apocynaceae</i>–<i>Asclepiadoideae</i>) with the First Record for the Indian Flora
  • The New Circumscription of Hoya oreogena (Apocynaceae-Asclepiadoideae) with the First Record for the Indian Flora

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抄録

<p>キョウチクトウ科サクララン属は着生の藤本で,熱帯アジア,太平洋諸島,オーストラリア北東部に約350–450種が知られて,インドには36 種が報告されている.Hoya oreogena Kerr はこれまでタイとミャンマーでのみ知られていたが,最近になって,インドのアルナチャル・プラデシュ州から発見された.分類学的検討の結果,中国雲南省から記載されたH. revolubilis Tsiang & P.T.Li とH. salweenica Tsiang & P.T.Li も本種に含まれることが明らかになった.その結果,H. oreogena はインドからミャンマー,タイ,ベトナムを経て中国まで分布することになる.</p>

収録刊行物

  • 植物研究雑誌

    植物研究雑誌 96 (1), 25-28, 2021-02-20

    植物研究雑誌編集委員会

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