【投稿/症例報告】ペムブロリズマブ投与後にACTH単独欠損症を来した肺扁平上皮癌の1例

  • 佐々木 寿
    防衛医科大学校内科学講座(感染症・呼吸器)
  • 宮田 純
    防衛医科大学校内科学講座(感染症・呼吸器)
  • 西村 匡司
    防衛医科大学校内科学講座(感染症・呼吸器)
  • 槇 陽平
    防衛医科大学校内科学講座(感染症・呼吸器)
  • 田上 陽一
    防衛医科大学校内科学講座(感染症・呼吸器)
  • 濱川 侑介
    防衛医科大学校内科学講座(感染症・呼吸器)
  • 君塚 善文
    防衛医科大学校内科学講座(感染症・呼吸器)
  • 林 伸好
    防衛医科大学校内科学講座(感染症・呼吸器)
  • 藤倉 雄二
    防衛医科大学校内科学講座(感染症・呼吸器)
  • 川名 明彦
    防衛医科大学校内科学講座(感染症・呼吸器)

書誌事項

タイトル別名
  • Isolated adrenocorticotropic hormone deficiency due to pembrolizumab in a case of lung squamous cell carcinoma

説明

右上葉の肺扁平上皮癌(cT2aN3M1c stage IVB)と診断した60歳男性に対し,1次化学療法としてペムブロリズマブを投与後,全身倦怠感を認めた。血中好酸球増多,血清コルチゾール値・血清ACTH濃度が検出感度以下であり,迅速ACTH負荷試験でコルチゾール低値であり,反応性の低下を認めた。MRIとCTで下垂体と副腎に明らかな異常所見を認めず,ペムブロリズマブによるACTH単独欠損症と診断した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390575340759061760
  • DOI
    10.24557/kokyurinsho.3.e00093
  • ISSN
    24333778
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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