【投稿/症例報告】経過観察により診断し得た,てんかん発作に伴い発症した神経原性肺水腫の1例

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タイトル別名
  • Neurogenic pulmonary edema associated with epileptic seizure diagnosed by clinical observation

抄録

経過観察により診断し得た,てんかん発作に伴った神経原性肺水腫の1例を報告する。症例は39歳女性。てんかん発作を繰り返しており,意識消失で救急搬送された。胸部CTで両肺にconsolidationとすりガラス状の濃度上昇がみられ,神経原性肺水腫を疑った。酸素投与の上で経過観察したところ,10時間後の胸部X線写真は著明に改善し,診断を確信した。てんかん発作に伴った神経原性肺水腫は稀だが,短期間での改善が特徴的であり,経過観察することで診断につながる場合がある。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390575340759076736
  • DOI
    10.24557/kokyurinsho.4.e00111
  • ISSN
    24333778
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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