地中レーダ(GPR)アンテナの電磁界的考察と計測法の提案

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タイトル別名
  • Consideration on Antenna for Ground Penetrating Radar and a Proposal for Measurement

抄録

地中レーダ(GPR)のアンテナは空気と誘電体媒質である土壌の半無限境界面近傍に置かれるため,アンテナからの電波放射は媒質の影響を強く受ける.本論文では媒質境界面から1/10波長程度の近傍に置かれたダイポールアンテナからの放射電界が,境界面に沿って発生する伝播モードにより,空中より媒質中に大きな電力を送信すること,アンテナが1/3波長以上離れると,こうした現象が急激に失われることを電磁界的な考察,シミュレーション並びに実験から明らかにした.その上で,地中レーダの空中への放射電波強度は土のような誘電体の上で計測することが適切であることを説明する.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390575351689938944
  • DOI
    10.14923/transcomj.2022api0002
  • ISSN
    18810209
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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