子ども・家族支援センターのプレママ教室における妊婦への評価

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タイトル別名
  • An evaluation of the class for pregnant women in the Child and Family Support Center at the Takasaki University of Health and Welfare
  • コドモ ・ カゾク シエン センター ノ プレママ キョウシツ ニ オケル ニンプ エ ノ ヒョウカ

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抄録

本研究の目的は高崎健康福祉大学子ども・家族支援センターにて2010年から開催しているプレママ教室を評価することである。対象者はプレママ教室に参加した女性5名であり、半構成的面接を行った。得られたデータから内容を質的に分析した。その結果、プレママ教室の評価として【1.助産師との交流や支援を通しての安心感】【2.他の妊婦や乳児との交流を通しての安心感】【3.妊娠期や分娩期の過ごし方の理解と生活の中での工夫】【4.育児における心配事の理解と対応】【5.色々な面での支援による満足】の5つのカテゴリが抽出された。助産師と参加者との交流や参加者である妊婦同士の交流によって、妊婦は日常生活に関する不安を解決し安心感を抱くことにつながっていた。今後は、妊娠中の個別の相談への対応や順調な子育て期への移行に向けて子ども・家族支援センターに関わる専門家同士の協働を強化することが課題である。

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