生きる力を育む学校安全教育を目指して:越谷市立中央中学校の実践

書誌事項

タイトル別名
  • Importance of Safety Education in Schools with the Goal of Fostering the Power to Live:Practices by Koshigaya City Chuo Junior High School
  • イキル チカラ オ ハグクム ガッコウ アンゼン キョウイク オ メザシテ : コシガヤ シリツ チュウオウ チュウガッコウ ノ ジッセン

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抄録

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安全教育については、防災教育を筆頭に、交通事故防止、不審者対応等に特別活動や各教科、道徳等を通して取り組んできた。本校は埼玉県の東南部に位置し、市内には元荒川・大落古利根川・新方川・中川・綾瀬川の5本の一級河川が流れており、水の豊かさから「水郷こしがや」と呼ばれ親しまれてきたが、元々皿のような地形だったことから、水害に悩まされてきた。本校の学区内でも浸水が起きやすい地域があり、災害は身近なところにある。これまで、生徒の実態を踏まえ、避難訓練や交通安全教室などを実施してきた。また、本校は昭和49年より日本青少年赤十字に加盟しており、「気づき・考え・実行する」を態度目標として教育活動を行っている。令和元年度には青少年赤十字社の防災教育プログラムを活用した授業実践を行った。こうした実践報告をするとともに、安全教育全体をカリキュラム・マネジメントの事例と捉え、学校全体の教育活動全体の中でのあり方を考察するものである。

特集:防災・安全教育の現状と課題

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