ETC2.0 プローブデータによる中央自動車道の休憩施設利用実態把握手法の検討

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タイトル別名
  • Study of Method for Analyzing on the Resting Facilities Use of Chuo Expressway with ETC2.0 Probe Data

抄録

<p>本研究では,定量的な利用状況把握ができない主に地方部の休憩施設利用状況の把握手法の確立を目的に、ETC2.0 プローブデータの走行履歴データを用いて、エクセルやアクセスにより簡易に個車の休憩行動を生成し休憩施設に関する各種指標を算出する手法を検討した。新たな取り組みとして、休憩施設近傍での走行速度を、走行履歴データの速度情報の平均速度から算出した。成果として、既往研究と同様非渋滞時においては通過と立寄がうまく分離できることを確認した。また、既往研究で課題であった大型車のサンプル数確保や日跨り休憩行動の生成については解決可能であることを確認した。一方で、ETC フリーフローアンテナのデータとの比較により、渋滞時の通過/立寄判定の精度向上や、分析対象期間の確保など、他休憩施設への展開に向けた課題も確認した。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390575520369955712
  • DOI
    10.14954/jsteproceeding.42.0_679
  • ISSN
    27583635
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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