書誌事項
- タイトル別名
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- The significance of introducing the concept of spiritual pain in social work practice and research issues : a review of domestic and international literature
- ソーシャル ワーク ジッセン ニ スピリチュアル ペイン ガイネン オ ドウニュウ スル コト ノ イギ ト ケンキュウ カダイ : コクナイガイ ノ ブンケン ケンキュウ ヨリ
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抄録
本稿の目的は,国内外の文献研究にて,ソーシャルワーク実践にスピリチュアルペイン概念を導入することの意義を明らかにし,今後の研究課題を提示することである。研究の結果,スピリチュアルペイン概念は,(1)死と関わる4 つの支援との関連性,(2)多様な対象に開かれたソーシャルワーク実践との関連性が示され,国内外に共通する支援場面で焦点となる概念であることが明らかとなった。スピリチュアルペイン概念の導入は,当事者の自律性と自己決定を尊重する実践に直結し,ソーシャルワークの倫理的価値とも一致する点で意義がある。研究課題として,1)概念枠組みの有用性の検討,2)スピリチュアルペイン・アセスメントの実践導入,3)概念枠組みを通した自己決定過程の解明が提示された。
収録刊行物
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- 評論・社会科学
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評論・社会科学 (142), 121-158, 2022-09-30
同志社大学社会学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390575588681598208
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- NII書誌ID
- AN00211207
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- NDL書誌ID
- 032439412
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- ISSN
- 02862840
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可