調理動作における人間工学的評価

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タイトル別名
  • Motor skill of the fish cutting movement between beginner and trained

抄録

超高齢化社会を迎えた日本では、65歳以上の労働力が人口の13.2%を占めるなど、高齢者の労働力が大きな役割を果たすことが予想されている。しかし、様々な職場の中でも食品加工・調理職場は、自動化できない作業が多い。特に、大量調理を行う場合など、繰り返し作業があり、身体的負担が大きいとされる。そこで、本研究の目的は、調理作業における要員のスキル評価に人間工学的な手法を応用して、作業工程の標準化の可能性を検討することを目的とした。鮮魚の三枚卸しを実際に行い、人間工学に基づいた測定を行い、評価のための項目を検討した。作業時間だけでなく、筋活動にも作業を反映した結果となった。さらに、加速度計計測によって、頸部の姿勢評価も可能であった。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390575805125514368
  • DOI
    10.24538/jhesp.45.0_39
  • ISSN
    24348007
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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