廃炉事業における地域社会との「対話の場」のデザインに関する考察

DOI
  • 朱 鈺
    早稲田大学大学院アジア太平洋研究科

書誌事項

タイトル別名
  • An Analysis of the Design of Local Dialogue in Decommissioning Projects
  • A CaseStudy of the Savannah River Site Citizen Advisory Board
  • サバンナリバ ー・サイト地域委員会を事例に

抄録

<p><tt>原子力施設の廃炉事業の円滑な推進のためには,立地地域の意見に配慮することが求められる。本研究は,アメリカのサバンナリバー・サイト地域委員会を中心とした「対話の場」に着目し,廃炉計画の策定にあたって,地域社会の市民参加をどのように実施するのかを考察した。その結果,「対話の場」を有効に活用するには,早い段階からの市民参加と行政の積極的なフィードバックが必要であることが示された。また,フィードバックには,行政の積極的な関与,地域委員会メンバー間の協働,代表性のあるメンバー構成が重要であることが分かった。</tt></p>

収録刊行物

  • 環境情報科学論文集

    環境情報科学論文集 ceis36 (0), 1-7, 2022-11-30

    一般社団法人 環境情報科学センター

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390575805129319680
  • DOI
    10.11492/ceispapers.ceis36.0_1
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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