書誌事項
- タイトル別名
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- Sublobar resection for early-stage lung cancer
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説明
肺癌に対する標準治療は長らく肺葉切除術であった.しかし,近年の画像診断の進歩により,末梢型小型肺癌の発見が多くなったことや低悪性度肺癌の同定が可能となったことにより,縮小手術の有用性が改めて検討されるようになってきた.そして最近になり縮小手術に関する前向き臨床試験の結果が次々と報告されてきており,その良好な結果から,今後の早期肺癌に対する標準治療は肺葉切除術から縮小手術へとシフトしていくと思われる.本稿では肺癌手術の歴史から,最新の外科臨床試験のエビデンスを紹介し,早期肺癌に対する縮小手術の考え方,現在の位置付け,将来の展望についてまとめた.
収録刊行物
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- 近畿大学医学雑誌
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近畿大学医学雑誌 47 (3-4), 65-71, 2022-12-16
近畿大学医学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390575993931848704
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- ISSN
- 03858367
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可