今,注目のナッジを健康行動に活用するには~ナッジと健康行動理論の関係~ —2021年度栄養教育研究会公開学習会の報告—

書誌事項

タイトル別名
  • How to use nudge for health behavior—the relationships between nudge and health behaviors theories: a report on the 2021 annual workshop of The Japan Society of Health Education and Promotion Nutrition Education Committee
  • 今,注目のナッジを健康行動に活用するには : ナッジと健康行動理論の関係 : 2021年度栄養教育研究会公開学習会の報告
  • イマ,チュウモク ノ ナッジ オ ケンヤスユキドウ ニ カツヨウ スル ニワ : ナッジ ト ケンコウ コウドウ リロン ノ カンケイ : 2021ネンド エイヨウ キョウイク ケンキュウカイ コウカイ ガクシュウカイ ノ ホウコク

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抄録

<p>背景:日本健康教育学会栄養教育研究会は2019年度からナッジをテーマとした活動を行っている.本稿では2021年度の活動として2022年3月26日に開催した公開学習会「第2弾!今,注目のナッジを健康行動に活用するには~ナッジと健康行動理論の関係~」について報告する.</p><p>内容:学習会は3部構成で,第1部は竹林正樹氏による講義「一発でわかるナッジの基本」,第2部は栄養教育研究会からの提案「健康行動理論とナッジについて」,第3部はグループワークによる「ナッジを効かせたチラシ作り」であった.参加者は63名であった.学習会に対するアンケート(回答者数57名,回答率90%)では回答者の98%が「非常に満足した」または「まあ満足した」と回答した.満足した理由には,チラシ作りのグループワークやグループワーク後の発表に対する講師の講評などが多くあげられた.「今後もナッジを勉強し続けたいですか」という問いに,全ての回答者が「そう思う」または「少しそう思う」と回答した.</p><p>結論:本学習会を通じて,参加者のナッジについての理解を深めることができた.理論と実践を含めた学習会は新たな学びを提供し,今後の学習意欲も高めたことが示唆された.</p>

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