CX-60のデザイン

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書誌事項

タイトル別名
  • Design of CX-60

説明

<p>マツダは,ブランドを次なるステージへ躍進させるべく「意のままに走る歓び」と「地球環境を守る責任」を,より高い次元で両立させるラージ商品群を投入する。機能的な理想を追求する中で,縦置きパワートレイン,後輪駆動ベースのレイアウトを採用し,結果としてその外観にはロングノーズ,ショートデッキの骨格バランスが生まれた。そのバランスは魂動デザインの真髄である疾走する生命体の,後ろ足に荷重をかけて地面を蹴り,前に跳躍する生命感ある全身の動きの表現とも合致する。ラージ商品群の第一弾となるCX-60は,その構造的なバランスを,積極的にデザインの骨格や空間構成に取り込み,造形における生命感とともに走りのポテンシャルの高さとして表現した。そしてその骨格や空間構成の上に,深化した魂動デザインによる日本の美意識「引き算の美学」を,一筋の強い動きである「反り」,余計な要素を削ぎ落した「余白」,光と影のゆらめきを映し込む「移ろい」の3つの造形要素で織り込んだ。</p><p>CX-60のデザイン・コンセプトは『Noble Toughness』 (ノーブル・タフネス)。これはミドルクラスSUVがもつべき,一目見て感じる車格の高さや骨格の強さと,魂動デザインの知性,エレガンスを両立させるというねらいを表したものである。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390576037463115776
  • DOI
    10.34338/mazdagihou.39.0_7
  • ISSN
    21863490
    02880601
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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