書誌事項
- タイトル別名
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- Examining the value base of Takeuchi's casework theory in wartime : focuses on Takeuchi's sympathies with the "new personalism" advocated by Shigeru Nakajima
- センジカ ニオケル タケウチ ケースワークロン ノ カチ キバン オ トウ : ナカジマ シゲル ガ シュチョウ シタ シンジンカク シュギ エノ キョウメイ ニ ショウテン オ アテテ
- センジカ ニ オケル タケウチ ケースワークロン ノ カチ キバン オ トウ : ナカジマジュウ ガ シュチョウ シタ 「 シン ジンカク シュギ 」 エ ノ キョウメイ ニ ショウテン オ アテテ
- 戦時下における竹内ケースワーク論の価値基盤を問う : 中島重が主張した新人格主義への共鳴に焦点をあてて
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説明
中島重が率いた「社会的基督教」は、戦時下で展開された宗教思想運動であった。近衛文麿内閣の「東亜新秩序声明」を受け、『社会的基督教』誌上でも「東亜協同体」論が展開されるようになった。それは、中島が戦争の大義名分とされたこの言説に結びついたゆえだった。一方で、「東亜協同体」論で中島が主張した「新人格主義」は、竹内愛二のケースワーク論の価値基盤になったと考えられる。なぜなら、竹内ケースワーク論の主張には中島からの影響が色濃く見出されるからだ。本論の目的は、中島が主張した「新人格主義」の検証を通し、竹内ケースワーク論の価値基盤を問うことである。
収録刊行物
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- キリスト教社会問題研究
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キリスト教社会問題研究 (71), 37-65, 2022-12-20
同志社大学人文科学研究所
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390576118543012224
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- NII書誌ID
- AN00063391
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- NDL書誌ID
- 032596125
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- ISSN
- 04503139
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDLサーチ
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可