生産者責任にいたる日本の廃棄物政策の史的展開

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  • Historical Development of Extended Producer Responsibility in Japan
  • セイサンシャ セキニン ニ イタル ニホン ノ ハイキブツ セイサク ノ シテキ テンカイ

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抄録

本研究では,江戸時代から廃棄物処理法までの日本の廃棄物問題と廃棄物政策の展開を検討し,廃棄段階における生産者責任の位置づけについて考察した。廃棄物問題は社会経済の動向によって,時代とともに大きく変化していき,また廃棄物政策も問題への対処のために大きく変化していく。汚物掃除法と清掃法には,汚染者負担原則ともいうべき規定があり,廃棄物処理法には事業者に対する生産者責任ともいうべき規定がある。これらはいずれも萌芽的なものであるが,各法制度の制定時期や廃棄物問題の動向などを考慮すれば,廃棄物政策における先駆的な位置づけが可能だと考える。

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