大学の講義におけるニュースポーツの現状と課題

書誌事項

タイトル別名
  • Current Status and Issues of New Sports in University Lectures
  • ダイガク ノ コウギ ニ オケル ニュースポーツ ノ ゲンジョウ ト カダイ

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説明

「運動嫌い」「体育嫌い」の人々には,新種目の導入や楽しさ・達成感を感じられる授業を展開することが一つの重要な要素である。「ニュースポーツ」や「レクリエーション・スポーツ」は運動を苦手とする者にとっても有益であることが先行研究で明らかとなったが,小・中・高等学校段階での実践報告は,管見の限りではあるが散見する程度である。教員免許を取得できる体育系大学や体育系学部・学科などにおける講義としてのニュースポーツの実施状況を明らかにした結果,開講している大学は111校(34.9%),開講していない大学が202校(63.5%)であった。学校体育でニュースポーツを実践していくためにも,また,運動嫌いや体育嫌いを減らし生涯を通して運動・スポーツと関わっていくためにも,教員免許状が取得できる大学では「ニュースポーツ」「レクリエーション・スポーツ」を積極的に取り入れるべきだと考える。

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