会計エンフォースメント研究における理論分析の課題
書誌事項
- タイトル別名
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- Issues in Theoretical Analysis in Accounting Enforcement Research
- カイケイ エンフォースメント ケンキュウ ニ オケル リロン ブンセキ ノ カダイ
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説明
論文
経営者や監査人の不正が発生する構造的な問題点を突き止め,それを改善する会計エンフォースメント制度を提案するためには理論分析が必要である。この論文では,会計エンフォースメントにおける理論分析を扱う論文を取り上げ,そのモデルについて比較検討する。また本論文では会計エンフォースメントの持つ経営者と会計監査人の不正を監視するという側面に注目したBrown et al.( 2014)にならい,会計エンフォースメントを監視,規制の制定,評価基準,情報提供,ペナルティ,機関の規模の6 つの要素に分類し,各論文がこれらの要素についてどのように議論や分析を行っているかについて検討している。その結果として従来の会計エンフォースメントにおける理論分析では,会計エンフォースメント機関をプレイヤーとする理論分析が行われていないことを指摘している。
収録刊行物
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- 大阪大学経済学
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大阪大学経済学 72 (3), 21-41, 2022-12
大阪大学経済学会・大阪大学大学院経済学研究科
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390576347185540224
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- NII書誌ID
- AN00030111
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- DOI
- 10.18910/89877
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- ISSN
- 24240397
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- HANDLE
- 11094/89877
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB